株式会社オーパス・ワン | Opus One Co., Ltd.

フィリップ・ベロー
Philippe Berrod

- France  - Clarinet

柔らかな音色と機知に富む表現
パリ管弦楽団首席奏者

1995年よりパリ管弦楽団の首席奏者を務める。1987年、パリ国立高等音楽院にて満場一致の一等賞を獲得。パリ、ランス、トラーパニなどの国際コンクールや、ユーディ・メニューイン財団、フランス文化省賞、SACEM賞など、受賞多数。

幅広いコンチェルトレパートリーを持ち、ブルターニュ管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団との共演をはじめ、バイエルン放送交響楽団、マーラー室内管弦楽団などヨーロッパ各地の楽団へ定期的に招かれるほか、パリ管弦楽団とのアテネ公演、メキシコ国立交響楽団とのメキシコ公演、ダーバン交響楽団との南アフリカ公演、サヴォア地方管弦楽団とのモスクワ公演、ミンスク・フィルハーモニー管弦楽団とのベラルーシ公演など、世界各地でソリストとして演奏している。

2011年よりパリ国立高等音楽院の教授を務め、また、プラドのパブロ・カザルス音楽祭、ナンシー夏期国際音楽アカデミー、ポルトガル、スペイン、フィンランド、デンマーク、ロシア、中国、韓国、アメリカ、南米、日本など、世界各地で多くのマスタークラスを行っている。

IRCAM(フランス国立音響音楽研究所)とのコラボレーションで、ピエール・ブーレーズのクラリネットと電子音響のための作品「二重の影の対話(Dialogue de l’ombre double)」を、ブラジル、アルゼンチン、ベルリン・コンツェルトハウスにおけるブーレーズの祝典コンサート、ポンピドゥー・センター、ポーランドのアゴラ音楽祭、ロサンゼルスで演奏。O.メシアン、P.ブーレーズ、L.ベリオ、K.ペンデレツキ、E.デニソフ、P.デュサパン、P.マヌリ他、多数の現代作曲家とコラボレーションを行っている。

様々なアンサンブルと独自のプロジェクトにも取り組んでおり、シルバ・オクテットとは、3つのアルバムをリリースし、フランス3(フランス・テレビジョン)への映像作品も制作した。ジャン=フランソワ・ジジェルの即興セッションにもたびたび招かれるなど、意欲的な活動を続けている。

photo: Marc Rouvé

Biography in English >> PhilippeBerrod-2020bio-Eng.pdf